Adventurer3の制御6.6

いくつかの不具合修正と、機能追加/改良を実施。

新しいプログラムはこちらから。

機能追加/改良

吐出していない状態でのリトラクトの抑制

Simplify3Dでリトラクトの動作をONにした場合、温度設定が終わった後、いきなりリトラクトがされてしまうという問題。

出力としては以下のような感じ。

M140 S55 T0
M104 S210 T0
M104 S0 T1
; process RepRapper PLA-B Mid Fill
; layer 1, Z = 0.230
M108 T0
G92 E0.0000
G1 E-5.0000 F2400
; feature skirt

フィラメントも古いせいなのか、このリトラクトの動作で、フィラメント送りホイールでスリップが発生した。まあ、1回だけなので、問題ないのかもしれないが、ちょっと気持ち悪いので、この動作を抑制する処理を入れた。

Simplify3Dからの出力ファイルの場合は、必ずチェックし、抑制するようにしてある。

映像ボタンのON/OFFを何時でもできるようにした

機器に接続していない状態でも、ON/OFFの状態を変えられるようにした。

映像の転送をする必要がない場合は、接続前にOFFにしておけばいい。

速度関連の値入力エリアの構造の共通化

フィラメントタブの速度関連の入力エリアは、左がmm/分、右がmm/秒換算での数値が入力できるようになっており、左右の入力エリアが連動している。

エラーがあった場合、連動している2つのテキストボックスを組で、エラー表示している。

上記のような感じ。

この機能は、V1.2でフィラメントタブのみ入れたのだが、この動作を出力パラメータタブ、機器制御タブの速度関連の入力エリアにも適用した。

不具合改訂

エラー表示処理の改良

数値入力で、範囲外の値を入力した場合、テキストボックスの周りに赤枠が出て、ツールチップにエラーの理由を表示していたのだが、その実装に一部問題があった。問題があってもプログラム自体は異常終了しないのだが、一応修正しておいた。

フィラメントタブの速度入力エリアの不具合

E低速/E高速/XY軸速度の入力エリアで、範囲外の値を入力しても、エラー表示がされていなかったので、その修正をした。

印刷タブの映像ボタンの動作不具合

時々、機器との接続解除がされる場合があるのだが、この時、映像のチェックがOFF状態で、かつそのあと機器と再接続をした時、チェックがOFFでも映像の受信を開始してしまっていた。

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