Adventurer3-OrcaSlicer2で調査した結果をプログラムに組み込んだ。
この対応は、github側にアップ済み。
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変更内容
スライサーソフトウェアの区別
これは1行目が「; HEADER_BLOCK_START」で始まっているかどうかで区別。
トランスレーター部分の変更
M106コマンドの対応
OrcaSlicerからは以下のようなコードでファン制御がされている。
M106 S速度
M106 P2 S速度
そしてファンをOFFにする場合には、S0と出力することで対応している。
これに対応するため以下のような順番の判断・処理を行っている。
- M106 S0に関してはM107に置換して出力。
- M106 P2の行は出力しないようにする。
- M106 S速度はM106のみにする。
これで、ファン制御に関しては問題なくなった。
バックラッシュ対応から除外
現在運用しているOrcaSlicerのパラメータでは、Z軸移動の前にOrcaSlicer単独で、Z軸の上下移動をしており、本プログラムで別途Z軸の上下移動をする必要がないため、該当コードを実行しないようにした。
造形出力前の押出処理のスキップ対応を除外
この対応はたぶんSimplify3D向けだったような。
入れるも、入れないも、実際の出力では関係なさそうなので、コード自体を削除してもいいような気がするのだけど、今回OrcaSlicerからの出力の場合のみスキップするようにした。
今後、見直す必要があるかも。
Drop処理部分の変更
OrcaSlicerの出力ファイル名の拡張子がgcodeだったため、そのファイルもDropできるようにした。
懸念点
M106/M107がAdventurerシリーズのどこまで対応しているかが不明。
この対応はAdventurer3での未確認しているので、Adventurer4だとどう動くかはわからない。
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