Adventurer3の制御6.11

Adventurer3-OrcaSlicer2で調査した結果をプログラムに組み込んだ。

この対応は、github側にアップ済み。

GitHub - take4blue/PrintControler
Contribute to take4blue/PrintControler development by creating an account on GitHub.

変更内容

スライサーソフトウェアの区別

これは1行目が「; HEADER_BLOCK_START」で始まっているかどうかで区別。

トランスレーター部分の変更

M106コマンドの対応

OrcaSlicerからは以下のようなコードでファン制御がされている。

M106 S速度
M106 P2 S速度

そしてファンをOFFにする場合には、S0と出力することで対応している。

これに対応するため以下のような順番の判断・処理を行っている。

  1. M106 S0に関してはM107に置換して出力。
  2. M106 P2の行は出力しないようにする。
  3. M106 S速度はM106のみにする。

これで、ファン制御に関しては問題なくなった。

バックラッシュ対応から除外

現在運用しているOrcaSlicerのパラメータでは、Z軸移動の前にOrcaSlicer単独で、Z軸の上下移動をしており、本プログラムで別途Z軸の上下移動をする必要がないため、該当コードを実行しないようにした。

造形出力前の押出処理のスキップ対応を除外

この対応はたぶんSimplify3D向けだったような。
入れるも、入れないも、実際の出力では関係なさそうなので、コード自体を削除してもいいような気がするのだけど、今回OrcaSlicerからの出力の場合のみスキップするようにした。

今後、見直す必要があるかも。

Drop処理部分の変更

OrcaSlicerの出力ファイル名の拡張子がgcodeだったため、そのファイルもDropできるようにした。

懸念点

M106/M107がAdventurerシリーズのどこまで対応しているかが不明。

この対応はAdventurer3での未確認しているので、Adventurer4だとどう動くかはわからない。

コメント

タイトルとURLをコピーしました