機器の直接制御で、ノズル温度をM104で設定した場合、想定していたものと違う結果になったのでまとめてみた。
想定していた動作
M104 S温度 T0とすると、ノズル温度を指定した温度まで持っていってくれる。ここで、M105の温度情報を見た場合、M104で設定した温度と現在の温度が返ってくると思っていた。
実際、印刷時には、以下のような形で、ノズル・ベッドの設定温度が返ってきていた。
CMD M105 Received.
T0:33 /210 B:26/55
ok
実際の結果は
M104でノズル温度を設定した場合、ターゲットの温度は0のままだった。
ノズル温度を100度、ベッドを50度に設定した場合、次のような結果で返ってきた。
CMD M105 Received.
T0:98 /0 B:50/50
ok
FlashPrint側では、ノズル温度を50度で設定した実行結果は次のような画面になった。
ノズル側の設定温度は0のまま。これは、画面下ステータスのベッド温度が現在の温度だけしか表示されていないというのと、グラフ表示部で、赤い実線のグラフが50度付近にないことから、そう判断した。
機器側の過熱準備でノズルを加熱した時も、M105でノズルのターゲット温度は0のままだった。
最後に
たぶん、ノズルのターゲット温度が出ないのはファームの不具合なのだろう。
新しいファームを入れてみたいのだが、ファームのバージョンごとの変更点などが公開されていないで、ちょっと危なっかしくて入れられない。
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