組み込み用のマイコン調査

初めに

昨年Arduinoを購入し、組み込み系のプログラミングに挑戦していた。
挑戦していた理由はマイコンでカメラ(一眼レフ)を操作できないかというもの。

ダイビングで写真撮影をしているのだが、いい写真を撮るため一眼レフを使うと、防水用のハウジングが高く、またカメラ部の操作をすべて機械的に行っているため、どうしても操作用のボタン類などが、操作しづらい位置にできてしまっていた。また水圧に負けないため押すのが固い設定になっている。

ハウジングが高いという部分は、どうにもならないが、操作に関しては電子制御することで、操作系の位置関係を最適化したりできないかということを考えていた。

そこでUNOとUSBシールドをつけPTPで制御するというもので、実現可能だということが分かったが、USBを使う場合5Vが必要になるため、電池消費量に不安があったし、設計も面倒そうだった。

ほかに接続できるものがないかと考え、無線系での接続ができないかも検討してみた。ただ、その時点では無線接続で共通なAPIらしきものがなかったので、その後実装等は断念したが、その時無線接続可能なマイコンも調査してみていた。

ここからが本題

無線接続ができるもので、Raspberry Pi Zero(W)とESP32は、購入してみてその動作を確認してみた。安くてよかった。

さらにほかにないかと探したところ、C.H.I.P. ProなるものとOmega2というものが検索できた。

Onion/Omega2

こちらはfabcrossの過去記事を見ていた時に見つけたもの。

580MHzのCPUに64MのRAM、b/g/n Wi-Fiも備え$5で提供というもの。現在海外サイトでは$10で販売している。

ただ、生産が海外ということもあり、日本の技適がないため、無線が使えないことで一時残念に思っていたのだが、GMSが2018/4に日本の代理店になっており、またOmega2/Omega2+に関しては技適を通していたみたい。

総務省の技術基準適合証明等を受けた機器の検索で、検索できた。

日本語サイト

技適の検索結果

ただ、GMSがなんかやる気がないのか、日本語サイトにまるっきりやる気が感じられない。
セットアイテムはAmazonで購入できるようだが、本体はどこから購入するのやら。

Next Thing Co./C.H.I.P. Pro

こちらは、いろいろとてんこ盛りなチップというかボードになるのかな。値段も$16とお安め。

こちらも、日本での技適が通らないかなと心待ちにしていたのだが、つい最近、ブックマークしていたホームページにアクセスしたら、アクセスできなくなっていた。

C.H.I.P. Proで検索したら、どうやら2018年7月に操業を停止したみたい。

こちらの記事では、Kickstarterでかなりの額を調達できたようなのだが。

現在は、有志が情報サイトを作ってるみたい。

最後に

C.H.I.P. Pro側の没落を考えると、個人の趣味ならいいが、製品として出す場合、つぶれない会社を探すのが大変そうだ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました