前回交換時にちょっと気になった点が、タンクバルブを開放しても、すぐに圧力がダイコン側に送信されない件。この頃、ダイビング後半ぐらいからしか送信されないという状況が続いてしまってきていた。
そこで再度バッテリー交換をしようと思い、このトランスミッターで使われているバッテリーについて、もうちょっと調べてみた。
再確認
初期状態で使われていたのは、VARTAのCR 2/3 AAというもの。
VARTAは社名を表しており、自動車のバッテリーでは有名らしい。CRは正極に二酸化マンガンを使用したリチウム一次電池。AAは単3形を表し、その前についている2/3から、単三型の長さが2/3というものを表している。
このタイプのバッテリーはとりあえず、日本国内では販売していない。また、海外のダイビングネットショップでも、あまり販売はしていないようだ。
また、前回交換したのは、FDKのCR 2/3 6Lという物。
どちらのバッテリーのカタログスペックを見ても、ほぼ同じだったので問題ないはずなのだが、2か月ほどで使用に支障が出るような状況になってしまった。
購入してから2年ほど放置していたのもあるが、購入した店でもあまり売れていなさそうだった。自己放電で容量が減ってしまっていたのか。
新しいバッテリーの購入
再度、どこかで購入できないかを検索したが、手軽に入手できるようなものはなかった。
ただ、2サイトに、希望溢れる情報が載っていた。
まずはこちらの通販サイト。
This battery is a 3.0-volt CR-2 lithium cell is compatible with the following dive computers:
Galileo Luna Hoseless Wrist Computer with Transmitter (Transmitter only, SKU: UTCGL)
次に、こちらの掲示板サイト。
こちらでは、代替でER14335を使用したとのこと。また、ドイツではVARTA CR 2/3 AAは手軽に入手できると書いてあった。うらやましい。
ER14335については、ちょっと特殊なものらしく、日本でも売っているのだが、法人などにしか販売していないらしい。
CR-2は、日本の実店舗でも普通に販売しているものなので、こちらで試してみた。
CR-2を入れてみたが
早速CR-2を購入し、バッテリーをさしてみたが、高さがやっぱり足りなかった。
再調査した結果、トランスミッターにはいくつかタイプがあり、CR2032、CR 2/3 AA(CR14335)、CR-2と使えるバッテリーが違うらしい。
上の通販サイトでは、CR 2/3 AAがページに掲載されていたので、だまされてしまった。
これでは癪なので、何とか通電するスペーサー(アルミホイル)を自作して、それをかませてみた。
一応、電極間は通電していたので、問題ないとは思うが、タンクで圧力をかけないと、ダイコン側との通信を始めないので、確認は、次回のダイビングで。
補足
長さが足りるもので、代替できるかなと、CR123Aを購入したのだが、こちらは太さが邪魔になり、トランスミッターの上蓋をうまくはめることができなかった。
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