だいぶ前に、シェルドライの靴底の張替?をしたのだけど、それに続いて水没箇所の修理をした。
ここ最近のダイビングでインナーが濡れるという状況が頻発した。その1回はほぼ半水没でパンツがちょびっと濡れてしまっていた。
半水没は、シェルドライの生地を貼り付けている部分から漏れていたようなので、この部分を接着剤で固めたところ水漏れは取り除けた。だがそれ以外2か所ほど、ちょい濡れ箇所があったのでその部分の対応をすることにした。
- 最後に追記
2022/01/13
穴の箇所の特定
特定方法としては以下の様なものがあるようだ。
- ドライの首・手首を閉じ、中に空気を入れてプールなどに沈めて泡が出る箇所を見る。
- ドライの首・手首を閉じ、石鹸水などを表面に塗り、中に空気を入れ泡が出る箇所を見る。
1に関しては大きなプールがあるわけではないので実現できず、一応お風呂に水を張り確認してみたが、スーツ自体に結構浮力があるもんだからうまく沈めることができず、見つけることができなかった。2に関しても中から出てくる泡なのか石鹸水をかけた時にできた泡なのかよくわからない感じでこちらもダメだった。
そこで第3案として、インナーが濡れた個所を中心にドライの中に光源(ダイビングライトだけど)を置き、ピンホールから光が漏れる箇所をピンホール個所として特定しようと思った。
一応作業を行う部屋は暗い場所を使い、手に持ったライト生地に垂直に当てながら前後左右に移動させながら確認すること1か所20分ぐらいでピンホール個所を特定することができた。
こんな感じだけど、生地をピーンと張らないとこんなにきれいに見ることができない。
上のは肩部分。
後膝の内側あたりにもあったのだがこちらはピンホールというより、生地が擦れ薄くなり穴が開いたという感じだった。
修理
自転車のパンク修理と同じ感じに行った。
まず穴部分をわかりやすくするため、テープを張りその後鉛筆でマーキング。本来マーキングは白色のペンなどを使うのが良いのだろうけど、持ってなかったので普通の鉛筆でやった。
まあ何とか見てわかるくらいにはマーキングはできたので。
ここに接着剤を塗布。
接着剤は靴底を貼り付けた時に使用したものを再利用。
その上にダイソーで購入したパンク修理用のパッチを貼り付けて完了。
パンク修理用のパッチなので、空気を通さないはずなので、これで大丈夫だろうと思いたい。
最後に
このシェルドライ、購入して8シーズンほど経過した。
1シーズン、ドライで潜るのは50~60本だと思う。なので400~500本。
海外の某ダイビング掲示板を見る限り、耐久度は800時間、もしくは10年前後というのが通説らしい。
物によって前後かなり範囲があるのだろうけど。
とするとまだ大丈夫なような気もするが、生地を張り合わせている接着剤なんかも結構はがれている部分があるんで、もうそろそろ買い替え時期なのかな?
追記 2022/01/13
あの後何度か海で使ったのだが、他にも水漏れ箇所が数か所あった。
ただ、前回見たような「ピンホール」というわけではなく、生地の劣化や擦れて薄くなったか所とか、折り目が入っているようなか所などから、じわーっと浸透してくるような感じ。
小さい箇所については、前回と同じようにパッチを充てて対応し、広い範囲にわたるものについては、接着剤のみを厚盛で塗って補強したような感じにした。
これで、気が付くような水没は無くなったっぽい。
前回も書いたように、やっぱり買い替え時期なのだろうか。
日本でシェルドライを購入しようとすると、今だと30万からだから、ハードル高いよな。
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