水中写真-TG系からのステップアップ

水中写真を撮るのに、TG系列からのステップアップ、ミラーレス一眼に移行する場合、最低いくらくらい必要なのか考えてみた。

条件としては、以下のような感じ。

  • 日本で購入可能。ただ日本に代理店がないのは除く。
  • マクロ撮影用。
    こちらの条件は、個人の好み。
  • ストロボは無しか1灯。
    なしは単純に最低価格を見たかったら。
    1灯はマクロ用。こちらはフォーカスライトもつけておく。
  • 価格は2024/11現在のもの。

TG-7のハウジング付き価格は\93,980だった。

ストロボ無しの最低価格

現在最低価格で購入できるのは、OMDSのE-PL10とE-M10 IVと、キヤノンのR50。
E-PL10はOMDSでは販売終了しているので、市場在庫のみになってしまう。

E-PL10-262,679

ハウジングはAOI-UH-EPL10R。
一応、これにはM.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm用のポートも付属しているので、それを使った場合のセットになる。

UH-EPL10R
AOIブランド製品です。オリンパス製カメラの防水プロテクターや水中ストロボ、GoPRO用アクセサリーを豊富に取り揃えています。

価格はE-PL10 M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm セットとAOI-UH-EPL10Rで\262,679。

これが一番安いのかな。

E-M10 IV-286,479

ハウジングはUH-EM10lV。
一応、これにはM.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm用のポートも付属しているので、それを使った場合のセットになる。

UH-EM10IV
AOIブランド製品です。オリンパス製カメラの防水プロテクターや水中ストロボ、GoPRO用アクセサリーを豊富に取り揃えています。

価格はE-M10 IV EZダブルズームキットとUH-EM10lVで\286,479。

OMDSが販売中のものとして購入するのであれば、これなのか。

EOS R50-308,150

ハウジングはNauticamのNA-R50。
ポート交換できず、レンズがRF-S18-45 IS STM専用となってしまうけど。

NA R50
水中機材メーカー

価格はEOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット+NA-R50で\308,150。

アルミハウジングなんで堅牢なのはいいんだけど、ポート交換ができないのがデメリットか。
さらに次のステップ、例えばマクロ側、ワイド側へ行こうとする場合には、別途ワイコンやクローズアップレンズが必要になってしまう。

ストロボありの最低価格

こちらは、マクロ撮影をする場合ということで調べてみた。
レンズは単焦点マクロ系、ストロボは1灯、フォーカスライト、ストロボ用のアーム類といった感じ。

こちらは残念ながらOMDSのみ。

ストロボはAOIのUCS-Q1-RC。これにフォーカスライトもついてるので、別途フォーカスライトを用意はしない。

UCS-Q1-RC
AOIブランド製品です。オリンパス製カメラの防水プロテクターや水中ストロボ、GoPRO用アクセサリーを豊富に取り揃えています。

レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macroを使った場合を想定。

E-PL10-436,944

ハウジングはAOI-UH-EPL10R。
ポートは専用のではなく、標準で付いてくるポートにエクステンションリングER-PN_PN-34をつけたものを採用。それにフォーカスギアLG-OM1-60MACROをセットにする。

他に必要なのがアーム・クランプ類、ストロボ接続用の光ケーブル等を含めると価格は\436,944となる。

E-M10 IV-477,184

ハウジングはUH-EM10lV。

それ以外はE-PL10の組み合わせと一緒で価格は\477,184になる。

番外-Seafrogsハウジングを使った場合

Seafrogsは日本では個人輸入でしか手に入れることができないが、安いし、今回自分が購入したので、SeafrogsのR50ハウジングを使った場合の費用を出してみた。

ストロボ無しの最低価格-212,834

EOS R50 RF-S18-45 IS STM レンズキット+ハウジング+バキュームリークチェックシステムで\212,834。

Seafrogsのハウジングはたぶんバキュームリークチェックシステムがないとまずそうなんで一応必須とした形にした。
この理由に関してはこちら参照

ストロボ有の最低価格-359,061

こちらの組み合わせは以下の通り。

  • EOS-R50
  • EF-S60mm F2.8+EF EOS Rマウントアダプター
  • Seafrogs R50ハウジング(ポート込み)
    60mmマクロ用ポート付きのが販売されているため。
  • バキュームリークチェックシステム
  • ストロボ INON S-220
  • フォーカスライト WF Smart Focus 1200FR
    シャッター連動型にしたいため。
  • INON シューベースII
    フォーカスライトをハウジングホットシューにつけるため
  • アーム・クランプ類
    ストロボの取り付けのため。

以上で\359,061。

最後に

TG-7のステップアップとして次を考えると、値段と購入容易性などを考慮するとOMDSのE-M10 IVにAOIのハウジングをつけたセットということになるのか。

TG-7のハウジングセット価格から見ると3~5倍近くになってしまうけど。

個人輸入でサポートに不安があるけど、安さ上等、改造許容というのであればR50+Seafrogsのハウジングか。

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