レジストリ これこそThe日本製といった感じか

たまたまregeditでレジストリを見ていたところ、面白いというか変わった登録項目を見つけた。

見つけたのはこの3つ。

e-Tax向け2つとマイナンバーカード向けが1つ。

これ、2点ほどどうかなと思う点があった。

日本語が使われている

レジストリはユニコード対応されているので日本語が使われていても問題はないのだが、周りがアルファベット系なだけに違和感がある。

違和感以外に、日本語を使っていることについて以下の2点に関するものは許されないかなと思っている。

検索の容易性を損ねている

ツリービュー的によく利用するのが、英数字キー押しでのツリー内の簡易検索機能。

ツリーを表示しているときに、jpkiと入力すると、ツリー内のJPKIへそのままジャンプするといった機能のこと。
全体検索機能を使うまでもないものに関して、キーワードが分かっていればキー入力でその部分にジャンプすることができる。

日本語でも、入力モードを全角にし、日本語キーワードを入力すれば検索はできる。

例えば、上記の様に入力すれば「作成コーナー~」のキーワードにジャンプしてはくれるが、これに至るまでのキー操作数が多くなる。

登録名称が「sakusei~」というのであれば、sもしくはsaという少ない手順でジャンプさせることができる。

半角相当のカタカナが使われている

JPKI~は、「ソフト」部分が半角相当のカタカナが使われている。

SJISではバイト数制限とかで半角カナを使う機会が多かったが、ユニコード上ではバイト数を計ることが難しくなったし、今どきのハードウェアで容量制限を気にする必要があるのか、といったこともある。
次に横幅を少なくするといったメリットもちらほら感じられるのだが、こちらもカタカナの長文であればまだしも、ソフトといった文字数が少ないのであればどうかと思う。

ちなみに、個人的に半角カナは嫌いだ。
見づらくなるし、濁点、半濁点が切り分けられた1文字になるので、文字の評価がしづらくなるし。
ソフト開発者にとっては、現在のシステム上百害あって一利なしといった文字だと思う。

分類の仕方について

レジストリに登録されている登録名の多くは、会社名(組織名)をトップに持ってきて、その下に細かい分類で区分けしている。


先頭がAで見るとこんな感じになっている。
Appleは2つに分かれているが、作っている部署が違うのかな。

今回見た、日本国が提供していると思われるソフトウェアは何と言うかバラバラ。

JPKIは違う組織かもしれないのでしょうがないかもしれないが、e-Tax関連(e-Tax~と作成コーナー~)はトップを一つ作り、その下にまとめてほしかったなと思う。
ただ「作成コーナー~」は登録名としてどうかよと思う。

レジストリの内容は要件として提示されていないのかもしれないが、作成を委託されたソフト会社側はちゃんと提案しろよ、と思いたい。

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