8月末、SeaFrogsのサイトを見てたら、BlogにEOS R50のハウジングを出しましたというのがあったので、勢い余って買ってしまった。
- 2024/11/07 追記
Seafrogs側サイトに外部ストロボをトリガー出来ないことが追記されていた。
購入時点(9/初旬)では”Dual fiber optical port”と書かれていたのだが、それも消去されたようだ。
一応、R50の保証が外れる方法だが、外部ストロボをトリガーする方法はできるようにはなった。
それはこちらを参照。
SeaFrogsのサイトでは、ハウジングのみ、RF-S 18-45mmのポート付き、ドームポート付きのものしか販売していないようだったので、AliExpress側を見てみたら、EF-S60用のフラットポート付きのものがあったのでそちらを購入。
バキュームアダプタもあるといいということだったので、ついでにそちらも。
8月末に発送して9月初旬に到着したので、一週間ほどでの到着かな。
開封
発送用の段ボールの中にそのまますっぽり入ってる感じ。
右下ちょっと凹んでるけど、本体問題なければいいかな。
箱の右上に入っているのが、バキュームシステム。
アダプタやポンプ等が入ってる。
ほかに、説明書、除湿剤、Oリング予備、Oリングリムーバー、ストラップ、ハウジングのふた、本体が入っている。
本体確認
基本的なものは、Ali側の商品説明に画像があるんで、全景的なものはちょっとだけ。
EOS R50のボタン類と一対一対応したボタン、ノブがある。
一通り、ボタン類を触ってみたが、まあ値段なりの作りといったところだろうか。
問題だと思ったのは、上下左右キーと電源ノブ。
電源ノブは後述するが、上下左右キーは若干ぐらつくイメージがあり、押しづらい。
以降は、本家ホームページやAli側ではちょっとわかりづらいところに関しての説明。
まずは、ポート交換について。
上記赤い部分にボタンがあるのだが、それを押しながらポートポートの白いぽっちとハウジングの白いぽっちが重なる位置までひねると、ポートを外すことができる。
裏ブタを止めておクラッチを開いたところ。
横側に33mmほど広がるので、アームと干渉しないように配置するのはちょっと面倒かも。アームの持ち手部分は結構離しておかないと干渉する可能性がある。
こちらはラッチが閉じたところの写真。
丸赤部分が、誤開防止用のもので、これを上にスライドさせると、開くことができる。
この誤開防止用のもの。右と左で向きが違うので面倒。
私のは、右が上にスライド、左が下にスライドさせるので、脳がバグる感じ。
これ実際に開く操作をしてみないと、この意味が分からないと思う。
ふたを開けた状態。
裏ブタの右側にあるのが、リークセンサー。
ほかの機種のリークセンサー部分はシート状のものが多いのだが、R50用は2つの電極が出てるだけだった。
電源ON/OFFノブ。
電源を入れる場合、上のノブをまず押し下げてから前方向にひねる感じになる。
うまくかみ合わないと、電源のON/OFFができないので注意が必要かも。
以降は、製品的にちょっと問題だと思ったところ。
内蔵ストロボが使えない
以下は、内蔵ストロボをポップアップした状態で入れたんだけど、中途半端にしかポップアップしないんで、EOS R50側はポップアップしていないと認識し、ストロボが光らなかった。
この件、SeaFrogs側に問い合わせたのだけど、別売りのSR-009を使ってくれということだった。
EOS R50のホットシューはX接点が削除され、マルチアクセサリーシュー専用になってるのに。
サポートに曰く、ダイレクトにSR-009をつなぐことができるのだとか。
いつの間にマルチアクセサリーシューが解析されたのだろうか。
こちらについては、SR-009を追加で購入するので、後日確認。
TTL使いたかったけど、しょうがないか。
ファインダーは見づらい
ファインダーに映像を表示したものをうまく写真を撮ることができなかったので、文章だけになるが、まずゆがみが結構ある感じ。
普段使いではEOS R50側の視度調整バーを右いっぱいまでスライドさせているのだが、ハウジングに設置する場合、左いっぱいまでスライドさせないとぼけて見えない。
あと倍率的には0.6倍とかそんな感じになり、四隅はけられている。
明るい場所で緊急避難的に使うぐらいしかないかもしれない。
ファインダーとモニターの切り替え
EOS R50のファインダーにはセンサーがついていて、ファインダー近辺に何かがあるとファインダーに画像が表示される仕組みになっている。
上の赤い部分がたぶん赤外線の近接センサーなんだと思う。
これがあるので、ハウジングに入れると基本ファインダー表示がONになってしまう。
そこで、ファインダー・モニターの切り替えが必要になるのだけど、これをボタンに割り付けることで、水中では任意に切り替え可能にしておけるようにすることができる。
設定は、画面の表示切替。これを私は右ボタンへと割り付けてみた。
メニュー内の画面の表示先設定が固定モードになっていても、ボタンでの切り替えは可能になっている。
まずはこんなところんだんが、問題発生。
ここまでが開けてみてからの、ファーストインプレッションというところ。
そしてここで問題発生。
バキュームアダプタを使ったリークチェックをしたところ、空気漏れがあると判定された。正しく初期セットアップを行ったのだけど。
一応水中にも1時間ほど入れておいたんだけど、こちら側は水漏れはなかった。
真空にして空気漏れがあるということは、それなりの圧力差で水漏れが発生可能性があるので、いまこの部分をサポートに問い合わせてる最中。
追加で、フラッシュトリガーの発注も行ったので、実際に海に沈めるまでに時間がかかるかも。
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