Visual Studio 2019-WxWidgets用プロジェクトの作成

Visual Studio 2019でWxWidgets用のプロジェクトを作成する方法。

wxWidgets Online Manuals

上記のドキュメント内の「How to use wxMSW binaries」の「Using Binaries with Visual Studio」に書かれている内容についての追記。

どのプロジェクトを使うか

新規プロジェクト作成時に、「C++空のプロジェクト」を選択する。

プロジェクト作成後のプロジェクトの修正内容

プロパティシートの追加方法

メニューから、表示-その他のウィンドウ-プロパティマネージャーを選択すると、プロパティタブが表示される。

プロパティタブから、既存のプロパティシートの追加を選択し、「Getting the files」でダウンロードしたファイルの中にある「wxwidgets.props」を追加する。

そうすると、WxWidgetsをビルドするための各種設定が入ったものが読み込まれる。

リンカーオプションの変更

プロジェクトプロパティのリンカー-システムのサブシステムをWindowsに変更する。

サンプルをビルドした時に、エントリーポイント名が、GUI用のものになっていたため。

環境変数PATHの修正

「Using Binaries with Visual Studio」の中にも書かれているのだが、WxWidgetsのdllがあるフォルダを環境変数PATHに設定しておかないと、プログラム起動時に、dllがありませんというダイアログが出てくるので注意。

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