Seafrogs側とやり取りしたけど、結局返品は受け入れられないってことだった。
まあ、何とか使っていこうかな。
内蔵フラッシュが使えれば最高だったんだけど、R50がX接点持ってないのはかなり知れ渡ったことなんだけど、なぜこんな設計にしたんだか。
誰も指摘しなかったのだろうか。
Facebook見る限りダイバーらしき人が使って入るんだけどね~。
ということで、実際に使う上で気になった点とか修正点とか。
セットアップ
ストロボが使えないのでライトで光量を補う必要があるが、現在手持ちの光源は以前購入したリングライトしかないので、それを使うことにする。
ハウジングのポートには67mmのねじ切りしてあるんで、取り付けも可能だったので。
ただポート側が樹脂製っぽいので、何度も取り外しした場合の耐久性にちょっと問題が出てくるかもだけど。
取り付けたときの全景がこちら。
TG-4のハウジングと並べた場合の大きさ比較は、こんな感じ。
ベースグリップというかステイをつけてないんであまり大きく感じないかな。
重量
本体のみで2.2kg、リングライトをつけて2.35kg。
水中重量
本体のみだと+400g~+450g近辺。
細かいところまでの計測は秤の精度上できなかった。
+450gというのは水中重量が450gの錘をつけたときに若干沈み込む感じだったためで、+400gというのはハウジングの重さと水に入れたときにあふれ出した水の重さから推測した重量。
問題点とその対応
シャッターレリーズ
重い。あとストロークが長い。
ダイビングで使用したのだけど、重くてぶれ写真を増産してしまった。
フラッシュ使った止め絵ができないんで、マクロだとかなり厳しいのは事実なのだけど。
レリーズ部分のばねは、上のような構造になっている。
ストロークでいうと以下のような感じ。
順番に何も押していない状態、半押し、全押し。
何も押してない状態から結構なテンションかかってるんで半押し前での保持は難しい。
そして半押しの力調整ができず、全押しするまで時間もかかるし、その時の指の動きで本体も動いちゃうという、なんとも情けない状態になってしまった。
そこで、このばね調整をすることにした。
まずは、ばねが引っかかっているところから外してシャッターを押してみた。
結果は「ダメ」。カメラのシャッターボタンのばね力だけで戻ってくれるかなと思ったのだけど、ボタンだけでは押し戻しはしてくれず、レリーズから手を放してもシャッターボタンは押されたままだった。
そこで、上のようにばねの保持する位置を変えることを行ってみた。
実際にやってみると、7~10mmほどの高さにすると、何となくいい感じのレリーズ感になった。
次回はこれで試してみようと思う。
乾燥材置き場
このハウジングは全体がエンプラでできてるんで、レンズ側のガラスの曇りが要注意になると思う。
今まで使ってたハウジングでガラス面が曇ったことはなかったのだけど、これはポート部がアルミ製で先にポート部が冷えることでそこに水滴がついて内部の湿度を調整、ガラス面の曇り防止になってたのだと思う。
なんにしても、乾燥材を入れる場所が必要になるのだけど、このハウジングはそういう場所はない。
同梱された乾燥材は、両面テープでハウジング内側に張り付けるタイプのようだ。
貼り付けタイプは、たぶん取り扱いが面倒なんで使わない予定。
となると別の方法を考える必要が出る。
そこで考えたのが、TG-4用で購入してあった乾燥剤。それをハウジング内に、何となくでも固定で入れ込むことができたらと考えた結果、ちょうどいい入れ場所があった。
カメラの右下側に隙間があったので、そこにちょうどスポッとTG用の乾燥材を入れることができた。
今回、乾燥材が良かったのか、それとも湿度が低いときにセッティングをしたためなのか不明だが、レンズ面が曇るということはなかった。
モード変更ダイヤルと裏ブタの取り付け
モード変更ダイヤルは、裏ブタのダイヤルと連動している。
赤いダイヤルを回すと、緑の部分が周り、緑の部分がカメラのモード変更ダイヤルとかみ合っているという感じ。
問題だったのは、裏ブタを普通に取り付けただけでは、このかみ合わせがうまくいかず、ダイヤル回してもモードが切り替わらなかったということ。
これは、普通に裏ブタを締めただけでは完全にしまっていなかったから。ある意味怖い。
これが普通に閉めた状態。この状態だと少しだけ裏ブタが浮いている状態になっている。
次にこちらが、バキュームリークチェック後の様子。ほぼぴったりハウジングが閉まっているのがわかる。
つまり、作りがタイトなんでパチン錠だけでは閉めることができず、バキュームチェックで内圧を下げ「増し閉め」をしないといけないつくりだったということかも。自分のだけかもしれないが。
増し閉めした後であれば、ダイヤルでモード切替がうまく動作はした。
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