現在のバックプレート&ウィングという組み合わせで、この頃ちょっと不満に思ってきたのが、ベルト部分の調整について。
何のこと?
BCDを体に固定するのにつかわれているのはウェブドベルトという2インチ幅のナイロンベルトなのだけど、これをバックプレートへ取り廻している部分の作りのためか、ベルトをスライドさせることが結構困難なのだ。
これが腰回り部分。
バックプレートにあけられている穴を通しているだけなのだが、この部分かなり抵抗があるため、スライドさせることはほぼできない。湿った状態だとさらにだ。
一応肩回りなどの調整はしているので、緩くてもあまり大きな問題はないのだけど、この部分もうちょっと簡単にスライドできると、よりタイトに固定できるのになと思っている。
ということで、この部分の改良ができないか調べてみた。
調べた結果
やはり、海外(日本)でも同様に思っている人がいるらしく、全部で3種類の追加?器具があるということが分かった。
ハーネススライダー
バックプレートのベルトを通す部分に取り付ける?ことで、ベルトをもうちょっと滑りやすくするといったもの。
これなら3Dプリンターで作れるかな?と思ったのだけど、ベルトをスライドさせた場合に削れて行ってしまうかもというのと、構造的に本当に滑りやすいのかどうかが若干不明だった。
ストラップワインダー
これは単独で販売されているわけではなく、TUSAのBC0502(t-wing)に標準でつけられているものらしい。
これも、一応バックプレート&ウィングという組み合わせらしいのだが、ベルトを通す部分にローラーが組み込まれていてスライドさせやすくなっているそうな。
HARNESS ADJUSTABLE SLIDER
これは同型の製品がそれなりにある。
DIVE RITEからも出しているようだ。
それで
今回、HARNESS ADJUSTABLE SLIDERのものを購入してみることにした。
DIVE RITEからも出ているようなのだが、日本の代理店のカタログに掲載はなく、日本で販売しているところがないかと探してみたが、あるにはあったがまあ結構お高い感じのところしかなかった。
海外でも日本に個人輸入できるところで取り扱っていないか調べたらDiveINNにあったのでそれを取り寄せることにした。
ちなみに日本では4000円だった。
購入
私が購入した時は1個775円、これを2個。
送料は1195円。
注文は、9/12で到着が9/21。出荷は9/14らしいので到着まで1週間ほどかかったことになる。
実物がこれ。
取り付け
これは背負う側で見たところ。
赤丸部分が今回購入した取り付けの金具で、そこにベルトを通したところ。
抵抗はあまり感じられず、きちんとベルトがスライドすることが感じられた。
タンク側はこんな感じ。
背負ったのがこちら。
背中にバックプレートがぴったり張り付いているので、金具部分は見づらいものがあるが、特に問題はなさそう。
最後に
実際に海で使ったときどうなるかは、あとのことだけど、背負った感じとベルトを引っ張った時の固定感はなんとなくいい感じがした。
後は耐久性。
この部分それなりに負荷がかかりそうなので、金具が取れないことを望む。
コメント