今まで使っていたGULLのSUPER MEW XXのゴムがへたって来たので、新しくフィンを購入することにした。
購入する際に考慮した点は以下の2点。
- 重量
- 長さ
飛行機を使ってダイビングに行く際の機内預けの際の重量制限は、ダイビング器材とカメラ・ハウジングを持ち込む自分としてはかなりきつい。
国際線であれば、大体23kg*2なのであまり問題とはならないが、国内線は合計20kgとなるので、重さというのを結構考えてしまう。
宅配便等で送るという手もあるが、離島・沖縄などであれば、間違って船便になってしまったら予定日に到着しないという問題もある。
長さに関しては、機内預けするバッグに納まるかどうかなので、ダイビング用のキャリーカートであれば問題はない。ただもっと軽いキャリカートを使った場合には入りきらない可能性がある。
バッグに納まるかどうか以外に、水中での操作性の良さとして短いほうがいいかなと感じたため。
まずは調査
重量・長さを中心に調べてみたら、次のような結果となった。
サイズは私の足のサイズ26cmが履けるもの中心に調べている。
フィン名 | 重さ | 長辺 | 短辺 |
GULL SUPER MEW XX | 2490g | 580mm | 214mm |
TUSA KAIL オープン | 2160g | 572mm | 199mm |
TUSA HyFlex Vesna | 1750g | 617mm | 214mm |
TUSA SF5500 | 1340g | 568mm | 214mm |
Cressi PRO LIGHT | 2030g | 679mm | 233mm |
Apeks RK3 | 2500g | 545mm | 240mm |
TUSA HyFlex Switch | 1895g | 597mm | 204mm |
スキューバプロ Seawing Nova | 1600g | 610mm | 210mm |
スキューバプロ ジェットフィン | 不明 | 470mm | 235mm |
今使っているGULLは一番重い。
一番軽いSF5500はなぜか某掲示板では悪い噂しかない。レビュー記事ではそれほどでもないのだが。
HyFlex Switchはいい評判はあるがちょっと長いかなと感じた。
ジェットフィンは定番かつ短いのでいいかなと思ったのだが、重量を調べることができなかった。
他に、スキューバプロのGO SPORTが海外掲示板では旅行に最適だという書き込みがあったのだが、日本で手に入れる手段がないみたいだったので除外した。
結果としては、たまたまTUSA製品を安く買える機会があり、GULLより軽い、分割して短くできるということをもあり、TUSA HyFlex Switchを購入することにした。
TUSA HyFlex Switch
今回購入したのはMサイズのWW(白)
重さ
飛行機の機内預けをする際に使うはかりを使って計測してみた。50g単位でしか計れないので精密ではないが。
まずは陸上重量。
1.95kg。
TUSAのページでは1895gとあったのだが、若干重かったが誤差の範囲内か。
次に水中重量。計測は真水で行った。
-0.15~-0.2kg。たぶん-0.17~-0.18kg近辺だったのだろう、計測するときにより変わっていた。
海水であればもう少し軽くなるので-0.12kg位といった感じか。
水中での重量バランスは、ブレード先端側が下に沈む感じになった。
大きさ
実寸は、TUSAのページにあるので、こちらではそこに表示されない情報を。
まずは分解時の大きさ。
ブレード部分が最大長になるのだが、だいたい41cm位になる。
組み立て時大きさが597mmなので20cmは短くなった感じ。
次はフィンポケットの大きさ。
奥行きは26cm。
甲の高さは9cm強。
横幅は10cm強。
といった感じ。
ブーツ(GULLの25.5cmのもの)を履いて付けた時の感じはこう。
若干大きいかなという感じで、ストラップ部分は一番短めにしている。
またドライスーツでも装着してみた。
ドライスーツのブーツ部分、足裏部分の長さは27cm、横幅11cm。
フィンポケットにはブーツ部分が入った。
フィンポケットの入口はギリギリといったサイズだったが、つま先側はもう1~2cm位広かったのか、問題なく奥まで足を入れることができた。
ストラップの長さは中間位置にしてある。
色について
今回購入したのは新しくでたWWというブレード部分が全て白のタイプのもの。
ただ、約2か月ほど使ったのだが、凸部分が黄色く変色してきた。
なんかとのこすれた結果なのかもしれない。
まあ、よくあることらしいので、あまり気にしないことにした。
使い心地
SUPER MEW XXと変わりない感じはする。2cm弱長くなっているが、そこまで差を感じることもなかった。
ただ2つのフィンを交互に付け替えて比較しているわけではないので、実際にどうなのかは不明だが。
バタ足もあおり足でのキックも今まで通りといった感じで、特に悪く感じたところはなかった。
GULLフィンのストラップにはバネバンジーを使っていたので、TUSAのゴムバンジーよりバネバンジーの方がしっかりはまってる感がしてよかったかもしれない。
ゴムバンジーは遊びというか引っ張り長さ?が少ない感じがするため、長さ調整をきちんとすると、かかと部分があまり伸びず外しづらい感じがした。
なれの問題かもしれないが。
コメント