「高輝度側・階調優先」のパラメータが写りにどのように影響するのか調べてみた。
自分の水中写真はマクロ撮影なんで、基本マニュアル、ストロボをTTLにするかマニュアルにするかは、その時の状況次第だけど、半々かな。
高輝度側の比較
撮影パラメータはSSが1/200、F4.0、ISO200、ストロボはマニュアル発光の中、WBは5200K。
これで撮影したものをSILKYPIXのハイライト警告の結果とヒストグラムで見てみた。
ハイライト警告は輝度?95%以上のところを反転表示している。
しない(OFF)
する(D+)
強(D+2)
低輝度側
撮影パラメータはSSが1/125、F11、ISO200、ストロボはマニュアル発光の中、WBは5200K。
これで撮影したものをSILKYPIXのシャドー警告の結果とヒストグラムで見てみた。
シャドー警告は輝度?5%以下のところを反転表示している。
しない(OFF)
する(D+)
強(D+2)
結果
高輝度側が全体的に下に落ちているといった感じだろうか。
低輝度側についてはそれほど下がっている感じはしないが、若干下がってる感じがするぐらい。
D+とD+2の差に関しては強く感じることはない。
SS、F値、ISO、ストロボ(光)が固定でも、このパラメータでRAWデータでの違いが出てくるんだなと思った。いったいどういう仕組みなんだろう。
調整はマニュアルでやるんで、自分的には「しない(OFF)」で問題ないかもしれない。
補足:HDR PQで撮影した場合
SS、F値、ISO、ストロボ(光)固定で、HDR PQをON(高輝度側・階調優先はD+)にした場合とOFF(高輝度側・階調優先はOFF)の場合の比較。
こちらは、ハイライト・シャドー警告をONにした画像になっている
HDR PQがOFF
HDR PQがON
結果
上・下ともに中央寄りに持ってくるような諧調になっていることが分かった。
ただ気になる点は、赤の高輝度側のカーブ。
高輝度側・階調優先では全体的にシフトしたような感じなんだけど、HDR PQは赤の高輝度側のカーブが異なる点。ちょっと気になる。
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