ここ数年、インターネットで確定申告をしている。
これは、数年前にマイナンバーカードを取得したことがきっかけ。
それより前は、税務署へ各種書類の提出をしなければいけなかったので、ちょっと面倒だった。
ただ、昨年(2019年)までは、IE11のたぶんActiveXコンポーネントでしか、マイナンバーカードの情報取得ができなかったので、IE11のアンインストールができなかった。
- 2020/7/6追記
ChromiumベースのEdgeの場合、以下に示すe-Tax Edge用APが使えないらしい。
一度ChromiumベースのEdgeにすると、それ以前のEdgeに戻せなくなるので、IE11でしか申請ができなくなるそうだ。
一応ChromiumベースのEdgeでe-Tax申請ができないことが事前判明していたらしく、e-Taxの申請期日まで日本ではChromiumベースのEdgeの自動更新は延期されていたようだ。
申請前に手動更新をしてしまっていた場合は、お気の毒としか言いようがない。
ちなみに、マイナンバーカードの読み取りには、ソニーのPaSoRi RC-S380を使っている。
今年、確定申告のサイトを見たところ、Edgeでも可能なことが判明。早速環境の構築をした。
といっても、Edge用のアプリをインストールするだけなのだが。
私が実施した手順は、次のような感じ。ほぼ確定申告のサイトの手順通りなのだが。
事前準備セットアップの使用
これ、毎年やっているのだが、事前準備の確認用アプリみたいなものをまずインストールする必要がある。
起動すると、上記のような画面が出てきて、インストールが開始される。
インストールの次の段階では、Edgeでは機能拡張をインストールしてください、と出る。
これは、マイナンバーカードを読み込むための機能拡張になり、Storeを表示すると、以下のソフトが表示される。
これは、マイナンバーカードを使用しインターネット経由の確定申告をするために必要なソフトになる。
上記ソフトインストール後、事前準備セットアップのインストールを続行すると、以下の画面が出てインストールが完了される。
確定申告
2020年度は、Edgeを使用しネットで確定申告を実施。
特に問題なく完了。
ここで、前年にはあったかな?
確定申告用の各種資料、証券会社の取引報告書や、保険等の資料など、XML形式で取り込み可能となっていた。
調べたところ、私が関連するところからはXMLでデータをもらえなかったため、今まで通り手入力となったが、XMLを送ってもらえることができたら、入力の手間が減るのかもしれない。
補足
確定申告以外でマイナンバーカードを使うには、まだIE11しかダメなのようだ。
公的個人認証サービスのサイトで確認すると、以下のような説明が出ていた。(2020/3/12)
確定申告もたしか昨年は使えなかったので、公的個人認証サービス側もそのうちEdgeでも使えるようになるのだろう。
最後に
マイナンバーカードではないが、昨年までスイカへのチャージもIE11でやっていただが、このインターネットチャージのサービスも、今年で終了となった。
IE11はもうアンインストールしてしまってもいいかもしれない。
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