ちょっと調べたこと
sdkconfigの拡張子
Espressif 32の3.3.0でsdkconfigに拡張子が付与されるようになったようだ。
拡張子名は、ビルド環境名。
例えば、platformio.iniの[env:esp32dev]の環境でビルドする場合、sdkconfig.esp32devという名称になる。
ファイルが存在しない場合は勝手に作ってくれるようなのだが、以前まであったsdkconfigの内容は全く引き継がないようだ。
なので、必要がある場合は元のsdkconfigを名前変更するか、gitで管理している場合はgit mvで名前変更をする必要がある。
.gitignoreの初期内容
PlatformIOで新規プロジェクトを作成した時に作成される.gitignoreファイルの中身は以下の様な感じ。
.pio
.vscode/.browse.c_cpp.db*
.vscode/c_cpp_properties.json
.vscode/launch.json
.vscode/ipch
個人環境では、上にプラスして以下の内容を追加している。
.vscode/VC.* sdkconfig.old sdkconfig.*.old */README
追加している理由は、そのままソース管理の対象としたくないから。
READMEは新規プロジェクトのひな形に入っているものなのだが、時々参照しているためそのままファイルは残している。ただ自分で作成したものではなく、また実際の動作にも影響がないものなのでソース管理対象にはしたくなかった。
VC.*は、Visual Studio Code-機能拡張の無効化でもちょっとだけ触れたのだけど、インテリセンス用データベースで、設定で.vscodeの下に保存するようにしているため除外している。
oldファイルはPlatformIOのMenuconfigで設定を保存した時に出る、変更前の情報を保存したもの。
これら設定はほぼ固定なので、新規プロジェクトを作成したのち毎回追記している。
ちょっと面倒。
そこで、ひな形ファイルがないか調べたところ、以下のものが該当することが分かった。
%USERPROFILE%\.PlatformIO\penv\Lib\site-packages\PlatformIO\ide\tpls\vscodeの下にある.gitignore.tpl。
このファイルは、その2つ上にあるprojectgenerator.py内で処理して内容がコピーされるようだ。
なので.gitignore.tplを変更することで、新規プロジェクトのファイルの内容の初期値を決定することができた。
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