新しくヤマハのアンプを購入したので、その操作をRM-PLZ430Dに統一するため、リモコンのコードをRM-PLZ430Dに登録することにした。
まずは、電源ボタンでの一括登録を実施してみた。しかし登録はできなかった。
そのため、ボタン個別で登録をしていったのだけど、うまく設定できたものと、設定できないものがあった。
その差が何なのか調べてみることにした。
- ここでいう「設定」できたとは、RM-PLZ430Dに登録できかつそれでアンプが想定通りの動作を行ったことを言っている。
設定できたものは、電源・オフタイマー・音量・プログラム切替、セットアップ、リターン、カーソル移動など。
それ以外は登録はできたのだけど、アンプ側での認識はしてくれなかった。
そこで、以前購入した赤外線のリモコン受信パーツOSRB38C9AAにロジックアナライザをつなげてどういうコードが来ているかを見てみることにした。
設定できなかったもの
上がRM-PLZ430Dに登録したもので、下がヤマハのリモコンで出したもの。
出したボタンは「BD DVD」ボタン。
LEADER部の長さから見るに、リモコンコードとしてはNECフォーマットのようだ。
実際のデータ部を2進数で表現すると以下の様になる。
上 01011110 10100001 00000000 11111111
下 01011110 10100001 00000000 11111110
NECフォーマットはカスタマーコード(8bit+反転8bit)で、データ部は(8bit+反転8bit)になっている。
しかしヤマハのリモコンから送信されたデータ部の反転8bitは反転8bitではなかった。
RM-PLZ430D側は、登録されたリモコンコードをNECフォーマットに準拠させるように、データ部の反転8bitを正確に出していたようだ。
この動作により、正しいリモコンコードとしてアンプ側は認識せず、反応しなかったのだと思われる。
設定できたもの
上はSetupボタンのもの。
リモコンコードは01011110 10100001 00100001 11011110となっており、データ部の反転8bitが正しく反転された物なのでうまく登録かつアンプ操作ができたのだと思う。
結局
一応、RM-PLZ430D側でNEC準拠に正規化しないで出力する方法を販売元に聞いてみることにするが、たぶんだめだろうと思う。
当分2台持ちかな。
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