スマートフォンのバッテリー交換:技適って?

手持ちのスマートフォンのバッテリーがへたって来たので交換をしようと思ったのだが、交換費用が結構高い。新しいのを買うか交換するか、迷ってしまった。

そこで、ググってみたところ、結構自分で交換している人もいるようで、また交換するバッテリーも市販されていたので、自分でやってみようと思った。

スマートフォンの修理をするには

ただ、ググったときに「技適」の違反になるという文言があったので、まずそれをちょっと調べてみた。

技適の詳細は、Wikiを見ればわかるのだが、修理で「技適」の違反となるとは、どういったことなのか。
これは、総務省の次のページの前段階に書いてあった。

総務省 電波利用ホームページ|その他|登録修理業者制度
衛星通信,固定マイクロ通信

第三者が携帯電話端末を修理することによって、修理後の携帯電話端末(特別特定無線設備)の性能が電波法で規定している技術基準に適合するかどうか不明確になる等の点が懸念されていました。

修理後、技適の認定を再度してもらえればいいのだろうが、まあお金も時間もかかるので、やらないだろうけど。

このままだと修理業者もたまったものではない。修理した結果、そのスマートフォンからは電波を出してはいけないということになるのだから。

そこで、上のページの「登録修理業者制度」ができたようだ。

ただ、何かしらの試験をするわけではなく、お金を払って認可を受ければいいだけなんて、なんか、ザルな感じがした。

ここで、思ったのは、スマートフォン以外に技適を受けているWi-Fiに関して。今のパソコンなどには、それが組み込まれていて、こちらにもきちんと「技適」のマークが入っている。

ただ、この対象となるのが「特別特定無線設備」というので、これに関して記述があるのが、以下のページ。

総務省 電波利用ホームページ|基準認証制度|特定無線設備、特別特定無線設備一覧

見てみると、電話関連に「特別特定無線設備」がついており、Wi-Fiはそれだけだと「特別特定無線設備」にはならないが、電話関連についていると「特別特定無線設備」になるということらしい。

なので、パソコン関連はこの修理で技適が外れる対象にはならないんだと思われる。

結果

バッテリー交換は、登録修理業者にやってもらう必要があるということか。

その他

技適の件を調べるため、技術基準適合証明等を受けた機器の検索のページを使っていたのだが、このページの内容にちょっと笑った。

検索のための年月日の年は西暦なのに、検索結果に出てきた年月日は和暦なのね。

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