コーヒーの生豆を焙煎する機械が壊れてしまったので、その修理をして見た。
今使っている焙煎機は、Behmor1600plusというので4年ほど前にAmazonで購入したもの。
問題点
焙煎を開始しようと[Start]ボタンを押しても、全く動かなくなってしまった。
一応、電源を入れたのち各種設定ボタンを押すと、パネルの表示板に情報が表示されているので、電気は来ているっポイ。
[Start]ボタンを押しながら電源コードを入れることで、セルフテストが開始されるのだが、特に問題ないみたい。というかエラーがあった場合にどのような表示がされるのか、取説に記述がないので不明なのだが。
その後、いろいろいじった結果、排気ダクト部分の温度計の計測結果がおかしいのではないかと感じた。
[Cool]ボタンを押すことで、庫内冷却の動作自体はしたので、その際に、A,Bボタンを押すことで現在の温度が表示され、それをたまたま確認したところ、庫内は129Fだったのに対して排気ダクトの温度が147Fから162F位の間を行ったり来たりしていた。
147Fは摂氏63度。異常な数値だった。
多分、開始時点の温度が、想定温度ではなかったため、焙煎開始ができなかったと思われる。
対策
ケースを開け、基板を見てみた。
まあ、これだけじゃわからないので、とりあえず排気ダクト温度計のコネクタを抜き差ししてみた。
そしたら、とりあえず、ダクト温度計は129Fを示し、焙煎開始ができるようになった。
ただ、しばらく日にちがたった後に再度焙煎をしようと思ったのだが、やはり焙煎開始できなかった。
これで、販売元に連絡をしたところ、基板が怪しいということで、基板交換をすることにした。
センドバックで販売元で行うか、基板を送付してもらって自分で行うか、と提示されたので、上の写真を見る限り交換自体はそれほど難易度が高くなさそうだったので、自分でやることに。
基板は、送料込みで9900円。
コネクタ類を束ねているタイラップを外し、コネクタを抜いて、基板を固定しているネジを外し交換すること15分ほど、問題なく交換が完了。
上が、古い基板、下が新しい基板になる。
基板交換後、2回ほど焙煎を実施してみたが、特に問題は発生しなかった。
コメント